カルナヴァルがやってくる

今回で3回目となる、恵比寿のギャラリー Gallery and Shop Yamagoya での個展。テーマは黒い森とカーニバル。今回のテキストは歌のように少し節を付けて、繋がっていくこと、続いていくことに想いを寄せてます。このテーマはこのあとのマルセイユでの展示に続きます。


静かな静かな森の奥
カルナヴァルがやってくる
黒い古木の間を縫って
枯れ枝 落ち葉 踏みしめて

重いマントは脱ぎ捨てて
色の足跡蒔いてゆく
やわらかな芽が隙間埋め
枯木を糧に背を伸ばす

踊ろう 木枯らし 体を揺らし
歌おう 芽吹きの喜びを

道なき道を
道ありすぎる道を

通り抜ければ そこは春
奴らが通ったとこが 春

僕らのまえに
僕らのあとに

カルナヴァルは続いてく